検体の採取方法

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血液の採取方法

対応する検査
  • HIV
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • 梅毒
採血前の準備
  • 手を石鹸でよく洗って下さい。
  • 手をお湯などで温めて下さい。
手順1

採血する場所は、指先の両側が痛みを感じにくく、血液量を取りやすくなります。

手順2

ランセットの保護キャップをねじりとって下さい。

手順3

深さ調節ダイヤルを回して穿刺深度を調節します。初期設定、深さ目盛り(中)のままで穿刺して下さい。

手順4

消毒綿で採血する場所を良く乾かして下さい。

手順5

採血する指を、机などに置き固定してランセットの採血部分にあてて下さい。

手順6

ランセットを押すと、カチッという作動音とともに針が出ます。
※一度、針が出るとすぐホルダーに戻ります。再度刺すことは出来ません。

手順7

採血した指先を、心臓より下の位置にして、肘から指先に向かって血液を絞りだすようにマッサージします。

手順8

指先にたまった血液を、ぽたりとたれ落ちる感じで染み込ませて下さい。血液をこすりつけたり重ね塗りをすると濃度が変化してしまいますのでおやめ下さい。

膣内分泌物の採取

対応する検査
  • クラミジア(女性)
  • 淋菌(女性)
  • マイコプラズマ・ジェニタリウム(女性)
ご注意!
  • 生理の時、出血が多い場合は採取するのを避けてください。
  • 妊娠中の方は使用しないで下さい。
  • 採取前日または当日の膣洗浄は避けて下さい。
  • 検体を安定させる目的で、微量の液体(緩衝液)が検体チューブの中に入っています。この液体は捨てないで下さい。
手順1

滅菌検体採取スワブ(オレンジスワブ)を持ち、しゃがんだ姿勢等で腟入口を開き、 4~5cm くらい子宮頚管内に挿入します。
ゆっくり7~8回転させて分泌液を採取します。抜き取りの際は、腟粘膜を傷つけないよう注意してください。
※スリット部分に負荷がかからないようにしてください。

手順2

検体チューブのキャップをはずし、直ちにオレンジスワブをチューブ内の緩衝液に入れます。内容物が飛散しないよう注意しながら、オレンジスワブをスリット位置(凹部分)で折リ、キャップをしっかリと閉めます。
※先端部がどこにも触れないようにしてください。
※チューブ上部(青色)部分にオレンジスワブを差し込まないでください。

氏名ラベルに必要事項を記入して容器に貼り、返却用検体入れ袋に入れ、採取当日中に返送してください。

咽頭部分泌物の採取

対応する検査
  • 咽頭クラミジア
  • 咽頭淋菌
ご注意!
  • 起床後、すみやかに採取してください。
  • 飲食後に採取する事は避けてください。飲食してしまった場合は約2時間程度空けてから採取してください。
  • 検体を安定させる目的で、微量の液体(緩衝液)が検体チューブの中に入っています。この液体は捨てないで下さい。
手順1

口をひらき、オレンジスワブを口と喉の境ぐらいまで入れ、数回回転させます。周りの粘液を採る感じで力を加え、採取します。
※スリット部分に負荷がかからないようにしてください。

手順2

検体チューブのキャップをはずし、直ちにオレンジスワブをチューブ内の緩衝液に入れます。内容物が飛散しないよう注意しながら、オレンジスワブをスリット位置(凹部分)で折リ、キャップをしっかりと閉めます。
※先端部がどこにも触れないようにしてください。
※チューブ上部(青色)部分にオレンジスワブを差し込まないでください。

氏名ラベルに必要事項を記入して容器に貼り、咽頭用返却用検体入れ袋に入れ、採取当日中に返送してください。

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