性感染症について
B型肝炎
原因・感染の経路は?
B型感染ウイルスによって起こる病気で、主に血液を通して感染します。
このウイルスはHIVの1,000倍も感染力が高いと言われています。多いのは母子感染によるもので、生まれた子供は保菌者(キャリア)となって、慢性肝炎になることもあります。
それに対し、おとなになって感染するのは輸血や注射針を介して、及びセックスによることが多く、普通は一過性の急性肝炎になります。
特に生理中やアナルセックス、器具を使うなどで出血を伴うセックスはリスクが高くなるので避けましょう。
どんな症状?
感染後8~12週間で発症し、症状は黄疸、吐き気や嘔吐、全身のだるさ、食欲不振などです。
ただし免疫力が低下していると、慢性肝炎になることもあります。
慢性肝炎自体に目立った症状はありませんが、肝硬変や肝臓がんなどの進んで命にかかわることもありますので注意が必要です。
治療方法は?
一過性の急性肝炎では安静に保つことが第一です。入院して点滴で栄養補給すれば、通常1~2ヶ月で治ります。
まれに急激に大量の肝細胞が破壊される「劇症肝炎」に進むことがあり。その場合は75%が死に至ります。
B型肝炎の検査
B型肝炎の検査は、下記よりお選び下さい。